※この記事には暁月編のサブクエスト、イーアに関する内容が含まれています。
ネタバレにご注意ください
メインクエストが終わって久しいのでゆっくりサブクエストも消化し始めていますが、丁度別件で外宇宙へ行く事があって折角だからとイーアのサブクエストだけ消化してきました。
あまり種族に関して深く見てなかった事もあって、あの周辺の世界は戦争で滅ぼされた星や生きる事を放棄した星、肉体を捨てた星等何かしら捨ててきた世界なだけに、あまり「生」に関して拘りを以て生きてきた種族っていなかったように感じました。
唯一竜に関して言えば滅ぼされた世界なので、生きたかった竜たちは多くいただろうし、だからこそアーテリスに拠点を移し種族を増やしていったんでしょう。
元の世界ではもう生きられないと悟って生きる事を諦めた竜もいたのも、メインクエストを通じて分かっていました。
まああそこは滅ぼされたと言うよりは汚染されて生きられない世界だと判断された結果なんですけどね…。
イーア自体は肉体を捨てた精神体なので、研究以前は肉体を持っていた事になります。
星に運命があり人の命同様に終わりがあると言うのが彼らの研究の結論なのだと思いますが、そこから肉体を捨てて精神体だけになり精神体が「永遠」と言う命なのか、それとも「永遠」自体がイーア自体ではなくまた別の星に生きる人たちの事なのか…。
後者だとするとニビラーンの事を指している気もします。
それぞれの西暦が分からないので、先に滅びた種族が分かれば「永遠」の意味も分かっては来ると思うんですけどねぇ。
(最終幻想レムナントで少しストーリーが出てきますが、そこでも具体的にどの星が先に滅んだという明確な話はなく、「ある星は」と曖昧な表現になっています)
ここでは前者、イーア自身が精神体となって「永遠」の命となった事を前提に書いていこうと思います。
イーア自体が精神体になりこの先も生きていけると、その保証は未来から来た人がイーアは生存種族であると断定してくれない限りは分からない事ですよね。
この未来から来た人、と言うのがウルティマ・トゥーレで言う光の戦士な訳です。
ただし滅びる前に未来から来た人と遭遇はしていないので、イーアがこの先の未来に自分たちが存在しているのかどうか…確証がないならば過去へ戻って肉体であった頃に戻ればいいと結論付けた訳です。
しかし過去へ戻る為には次元を渡らなければならず、次元を渡る方法が確立できなかったためにこれを断念。
では別の星へ渡ろうと自分たちの住む星からの移住を決断するも、方法が確立できず断念。
次元を渡る方法は恐らく確率と言うよりも自分たち自身の存在が曖昧になり、研究自体が進まなくなったのが原因ではないかと、サブクエストを進めている時にふと頭をよぎりました。
彼らは肉体を捨てた事で長く自分と言う存在を保つことが困難。
その為自分自身が分からなくなり、いつの間にかレムナントで容赦なく襲い掛かってくるドリフティング・イーアになるようです。
こうなってしまう前に自ら命を終わらせる精神消却槽に身を投げるイーアもいた訳です。
あるいは精神体を取り込んで自らの記憶を知るイーアであるならば幾分自我を保てたようですが、それも長くは持たないそう…。
後に戻れず先にも行けず…哀れにも感じますね。
結局イーア自体は全てが自分を自分と認識できず滅んで行った訳ですが、肉体であった頃の事さえも忘れているので相当時間が経過してから滅んだのだと思います。
「手」と言う機関が自分たちのどの部分に当たるのかさえ曖昧な為、仲間などに合図を送る動き自体も「手」と言う認識が無いくらいには肉体であった頃の事は遠すぎる昔なんでしょうね。
石塔に句を刻み、今の自分を表現していたようですが、ウルティマ・トゥーレに刻まれた言葉は哀愁漂うものになっています。
サブクエストだからこそ知れるイーアの一面、他の種族に関しても似たような内容なのか気になるところです。
近い内に消化しながら見て行こうと思います。