※この記事には暁月までのメインクエスト(少々)と、レベル50サブクエスト、バハムート攻略に関する内容が含まれています。

メインストーリーが終わって久しいこの頃、残っているサブクエストやらを少しずつ消化していく中でバハムートが途中になっている事にジャーナルを開いて気付きました。
クロちゃん手帳にもちょくちょくバハムート攻略が出てきているのですが、途中までクリアさせている物は解除で行ってこられるのでシリーズ3編でお終いかと思ってたら「バハムート真成編」だけ丸ごとやってなくて、丁度別のクエストで北ザナラーンに居た為終わらせる事にしました。
先ず全体的な感想を言わせて頂くと、これをやらないと召喚士が召喚する蛮神の事が分かりません。
ガルーダ・タイタン・イフリートに関してはまだメインに組み込まれているので良いのですが、バハムートやフェニックス召喚に関してこの大迷宮バハムートと言うクロニクルクエストが大きく関わっているなど誰が分かるかwww
特にフェニックスに関しての意味合いはとても大きいと思います。
フェニックスそのものもそうですが、フェニックスの「再生の炎」のスキルの意味もクロニクルクエストでその意味が分かってきます。
シリーズとしては大変長いのでメインに組み込むと先に進むのにかなり時間がかかるから別にしたのかなと思いますが、これはある意味メインに組み込むか召喚士のジョブクエスト辺りに一部を組み込んでも良かったのではないかと思います。
実装からかなりの年月が経過しているので今私が発言したところで改修されるとは思わないですが、かなり重要な内容だと思います。
FF14のクロニクル系はそれこそメインで出てくるストーリーに絡んでいる話が多いので、それらをプレイしていない人にはメインのお話で出てくる中身に疑問符が浮かんでくることも少なくないです。
全ての人が全てのクエストをやっている訳ではなく、特にサブクエストやクロニクル系は後回しにしがちなのでメインに絡んだお話は避けるべきではないかなと言うのが私の意見です。
アシエンにしてもメインで出てくる名前を持つ者はメインだけでは補えず、クロニクルで登場させてしまったりして消化不良で終わる事も少なくありません。
じゃあ全部やっておけばいいと言う方もいると思いますが、時間の都合だったりILが足りず断念していたり、他の事を優先している人も居るので全ての人が全てのコンテンツを遊び尽くせている訳ではありません。
重要な部分はメインクエストに絡ませておくなどの工夫も必要だったと私は考えます。

お気持ち表明はここまでにしてw
ちょっとシリーズ長いかなと感じましたが、全体的な評価としてはストーリーがとてもしっかりと作られており、暁月までのメインクエストを終わらせた後でプレイした私としてはアルフィノとアリゼーの成長が感じられてとても良かったです。
と言うのも最後の真成編においてのアリゼーの言葉は有言実行で、暁月までプレイした事のある人はお分かりだと思いますが、この真成編で祖父ルイゾワや自分自身の気持ちに忠実である事。
そしてアリゼーにとっていかに光の戦士たる人が大切な存在であるか、守るべきもの・守るべき人が誰なのか…メインクエストを通してアリゼー自身が強くなって行く事が実感できると思います。
実際メインストーリーを終えた後でプレイした私は今回バハムート真成編をプレイした事で、それをより実感する事が出来ました。
ルイゾワ自体は新生からプレイしている人たち全てが実際に関わる事はありませんし、新生編のムービーだけを見た場合自身の命と引き換えにルイゾワはバハムートを封じた、と言う風に捉えると思います。
youtu.be
しかし実際はそうではなく、ルイゾワ自身は確かに命を賭してエオルゼアを救いましたが、判蛮神状態でバハムートに取り込まれその半蛮神がフェニックスだったという事実。
召喚士がフェニックスを召喚できる理由、それは半蛮神だったルイゾワの化身みたいなものだと言う事。
バハムートも召喚士は扱う訳ですが、召喚士が扱う蛮神スキルは全てエオルゼアの蛮神なので、フェニックス自体もそうなんだろうなぁと思いつつ今回のクロニクルクエストをやらなければ分からなかった事ですね。


半蛮神であり半バハムートのテンパードでもあったので、途中ネールっぽい事言ってるなぁとは思いましたが、ここで出てくるドラゴン族に関しての詳細が後のイシュガルド編や暁月編のお話に繋がっているんですね。
メラシディアと言う言葉はレベルの観点からこの時点では何の事だかさっぱりだと思います。
初めてメラシディアのドラゴン族が出てくるのは私の記憶だとアジス・ラー。
ただし既にアラグによって支配され戦闘要員のように操られた状態になっていたので、正常な状態としてのメラシディアの竜たちは出てきません。
暁月においても同じ事が言えるし、バハムート自体もアラグの侵攻により殺され後に蛮神として召喚されるも捕らえられた状態に。
半蛮神だったルイゾワですが、その半蛮神と言うのが新生編で出てくるムービーでバハムートを封じた際、自身の祈りによって自らが蛮神フェニックスになり再生を司る力を以てエオルゼアを再び再生させました。
ただしムービーで出てくるエオルゼア十二神の力を以てしてもバハムートを抑える事が出来なかったので、それだけかの竜の力は強かったと言う事になります。
祈りはムービーを見てもらえると分かる通りルイゾワだけの力ではないでしょうし、誰よりもエオルゼアの救済を考えて祖国の反対を押し切りかの地にやってきた訳ですから、祈りの力が強く作用したのがルイゾワと言う事なのだと思われます。
そこに十二神の力が働いていたとしても、ルイゾワがフェニックスとなってまでもエオルゼアの救済・再生に尽力した理由…。
きっと可愛い孫たちに未来を託し、信じ、歩んで欲しいと言う願いも込められていたのだと思います。
youtu.be

第七霊災時、エオルゼアの英雄はルイゾワでもあったと思います。
勿論沢山の冒険者がカルテノーの戦いに参戦し、中には優れた力を以て尽力した冒険者がいたと思います。
しかし最終的にバハムートを封じたのはルイゾワであり、ルイゾワと共にエオルゼアの救済に尽力した暁の面々は英雄ではありません。
第七霊災以降は一人の冒険者であった主人公がいつしか「光の戦士」として名だけが独り歩きし、しかしその名に相応しくエオルゼアを救済して行く訳です。


蒼天編推しの私でさえシリーズを通してドラゴン族が出てこなかった話はないなと感じましたが、ルイゾワの言葉やバハムートの執念、後の蒼天編の邪竜ニーズヘッグの話を想えば如何に過去人であった存在たちが彼らに何をしてきたのか、それを想えば「人の罪の深さ」と言うのは長い時を生きるドラゴン族からすれば過去ではなく現在進行形なんでしょうね。
勿論ここで出てくるバハムートはアラグ帝国によって殺されアシエンにより蛮神となった訳ですが、後のバハムートの復活をアシエンに願ってしまったティアマットの悲しみの深さは計り知れず…。
ニーズヘッグと違うのはティアマットがまだ理性を保っていられた事。
紛い物の蛮神で召喚されたバハムートに対し、自責の念に駆られアジス・ラーの一角に捕らわれたまま果てる事を望んだ事…。
人に恨みを募らせティアマット自身も復讐に駆られていたら、エオルゼアの地は今頃どうなっていたでしょうね。
そこはゲームなのでバッドエンドでは終わらないですが、仮にMMORPGでなければそう言った結末も用意されていたのかなと勝手に想像してしまいます(;´∀`)



ここで言う「彼ら」とはPT編成で一緒になる人たちも含まれていますが、既にレベル90カンストなのでソロ解除で行ってしまいました…すみませんルイゾワおじい様w
ルイゾワが「わしに願ってはならない」と言ったのは、半とは言えルイゾワが蛮神だから。
蛮神に願うと言う事は、アリゼーがルイゾワのテンパードになる事を意味しています。
蛮神は願いにより顕現するもの、だからこそのルイゾワの言葉なのでしょうね。




もうこの時点でボロボロ泣いていました(今でも泣きそう)
いいですね…やはりどんな立場にあろうとも孫は可愛いものなのでしょう。
彼らが自分の遺志を継いで自分たちの意思に従いエオルゼアに来てくれた事、でも二人の目指す先は同じなのに政治により正そうとする者と綺麗事ばかりの政治に嫌気を感じる者、行く末を案じ厳しい言葉を投げつつ新生したエオルゼアの未来を歩ませんとする祖父…。
おまじないと言ういかにも普通のお爺ちゃんみたいな言葉だけど、その意味をアルフィノとアリゼーはちゃんと理解していました。



アリゼーは一途ですねぇ。
自分の心に素直、真っ直ぐです。
アルフィノ自身もそんな妹を大事に想っているし、陰から支えるために結局こんな深層まで供に来るんですから。

バハムートも死して尚蛮神として生かされ続けるのは哀れですね。
ティアマットが願った姿でもなく、ただアシエンに良いように利用され蛮神として目覚め、アラグ帝国の産物は紛い物の姿で帝国にも利用されてしまった。
拘束艦とは言ってもアラグの端末によって再び再生されれば、いつまた目覚めるかもわからない。
そう考えると恐ろしいです…。
七代天竜って相当な力を持ってるんですね。





人が祈りを捧げてエオルゼアの混沌から救いを求めると言う事は、他の蛮神同様にテンパード(贄)を捧げてフェニックス(ルイゾワ)を召喚すると言う事。
死して今度は完全に蛮神となり果てたルイゾワを、アルフィノもアリゼーも見たくはないでしょうね。
元々アリゼーはルイゾワが何処かで生きていると心のどこかで信じていたし、バハムートごと拘束艦に取り込まれた事を知ったからこそダラガブの破片を探し始めた。
拘束艦内部に潜入するための場所を探し内部への潜入に成功した事で、アルフィノの言う「鍵」が開き、真実を知る事で事実が広まれば蛮神フェニックスが顕現する事が目に見えているからこそ、真実と言う鍵を閉じる。
鍵は開ける事も出来るし閉じる事も出来る、アルフィノが最初に言っていた言葉がここで繋がりました。
祈りを捧げるためにクリスタルを大量に使い、顕現させ続けるためにもクリスタルが必要。
プラエトリウムでガイウスが言う「地が滅ぶ」と言うのはこの事です。



ザナラーンの地は変属性クリスタルが多く、ダラガブの破片があちこちに見られます。
属性が傾いている為、恐らく長くそこに留まっていると身体にはよくないと思うんですよね。
しかしアリゼーにとってこの地はきっと大切な場所になったんじゃないかな。




アリゼーは気が強いんだけど、誰よりも意志が強く固く有言実行。
この言葉の通り、この先のストーリーでヒカセンを何度も助け助けられ「剣」になっている。
大切な人たちが傷つき亡くなっても、先へとその歩みが止まる事は終始ありませんでした。


我が家の光の戦士の見た目や名前は置いておくとして、彼もまた謙虚なんですよね。
それは新生から暁月の最後のストーリーを通してずっとです。
最初から功績をひけらかしたり自慢したり偉そうにする事もないし、それを望んでもいないんでしょう。
いつの間にか暁に身を置く事で蛮神を倒したエオルゼアの「英雄」となってしまっても、一人の冒険者でしかない。
「いつか」の記憶のクリスタルを持っていても、今を生きているのは今の自分であり冒険者であり英雄なんですね。
こんな風に生きている人なんてほぼ居ないと思いますが、だからこそアリゼーにとっては大切な存在でもあるんでしょう。


最後に…。
何故戦士で行ってしまったかなぁ?
何故武器を背負ったままにしてしまったかなぁ?
素敵なシーンは出来れば武器は背負ったままにしたくない人なので、NPCに話しかける時は気を付けようと思いましたw
戦士はまあ…何と言うか火力もあるし自己回復も豊富なので安易に選んだ自分が悪いですね()