「占星術師のカード、どう使って良いのか分からない!」と言う声が私の周囲で結構聞かれるので、今回は動画での紹介と合わせてカードについてブログの方にも記載しておこうと思います。
ヒーラーの中でも扱い方が独特な部類だと思います。
回復だけでなく、火力の底上げとしての支援はヒーラーの中で圧倒的に占星術師が群を抜いていますし、その分分刻みで管理して行かなければならない程難しく大変なジョブだと言えます。
とは言え分刻みでリキャストやバースト管理をしなきゃいけないのも、主に高難易度に限った話だと思ってください。
通常コンテンツではそこまで火力重視で挑まなければクリア出来ない事はほぼほぼゼロですので、最初の内はスキル回しよりも先ずカードを投げて火力の底上げにつなげる事から始めて下さい。
スキル回しはその後に少しずつ覚えていくものです、最初から全て完ぺきにこなせないと出来ない事はないです。
あくまでも【PTメンバーのバーストに合わせられればベストだよね】と言う事。
ですのでこの記事では高難易度向けのお話はしておりません、あくまでも通常コンテンツ向けであり初めて占星術師を触る方等へ向けての内容となります。
■占星術師カードの種類と見分け方
カードはPTメンバーに向けて投げる6枚のカード(アルカナカード)に加え、自身が使用するカード(マイナーアルカナ)が2枚。
PTメンバー用のカードは6枚の内3枚は近接カード、残り3枚は遠隔のカードとなります。
それぞれ「専用」と言う事ではなく、火力の底上げのパーセンテージが異なる為です。
近接カード
効果時間:15秒 |
アーゼマの均衡 |
太陽 |
オシュオンの矢 |
月 | |
ハルオーネの槍 |
星 | |
遠隔カード 効果時間:15秒 |
世界樹の幹 |
太陽 |
サリャクの水瓶 |
月 | |
ビエルゴの塔 |
星 |
PT構成によりDPSが近接のみ、遠隔のみと言う事もありますので、その場合カードをどのように投げればいいのかと言うと、普通に投げてしまって問題ありません。
遠隔しかいないのに引いたカードが近接しか出てこない…と言う事も少なくないので、その場合はカードを配らず破棄したり投げ損じては折角の「主体とするクラス・ジョブ以外は3%」と言う火力底上げが無駄になってしまいます。
カードは6枚ありますが、3つが近接・3つは遠隔と分かれていますので、それを瞬時に見極める必要があります。
見極め方は難しくありませんので、下記を参照にして下さい。
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■ 近接カード⇒枠の色が緑(青ともいう)
■ 遠隔カード⇒枠の色が紫(赤ともいう)
マイナーアルカナ 0m⇔20m |
クラウンロード |
自身の周囲の敵に無属性範囲魔法攻撃。 威力:250 |
クラウンレディ |
自身と周囲のパーティメンバーのHPを回復する。 回復力:400 |
上記は自身が使用するカードです。
マイナーアルカナを使用すると、クラウンロード又はクラウンレディどちらかが付与されます。
マイナーアルカナは通常のアルカナカードと違い、リドローによる引き直しが出来ません。
例えばクラウンロードを狙ってカードを引き、クラウンレディが出たのでもう一度クラウンロードを狙って引き直すには、クラウンレディを使った後にマイナーアルカナのリキャスト60秒を待ってから再度引かなければなりません。
その場合も次に引き当てるカードがクラウンロードとは限りません。
クラウンロードとレディはマイナーアルカナを引いた時にマイナーアルカナがロードかレディに置き換わります。
マイナーアルカナは通常のアルカナカードと使用用途が違います。
アルカナカードがPT専用とするならば、マイナーアルカナカードは自身が使用する専用のアルカナカードです。
クラウンレディは回復効果のみなので、いつ使っても問題ありません。
と言うよりは、温存しておく必要がほぼ無いに等しいです。
回復力が400なので、これと同じ効果を持つヘリオスがあります。
ヘリオスはホロスコープにより回復が強化出来る為、クラウンレディを残しておく必要が無いと言えます。
■シンボルマーク(アストロサイン)
カードを引きPTメンバーへ投げた時に、自身にシンボルマークが付与されます。
シンボルマークは太陽・月・星の3つからなっており、このシンボルマークを3つためると、アストロダインが使えるようになります。
アストロダイン |
範囲:0m 効果時間:15秒 |
自身に付与されているアストロサイン「太陽」「月」「星」の種類数に応じた効果を自身に付与する。 ●シンボルが1種類:「魂魄の座」を付与する。 ●シンボルが2種類:「魂魄の座」と「身体の座」を付与する。 ●シンボルが3種類:「魂魄の座」と「身体の座」と「精神の座」を付与する。 |
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シンボルの種類が揃った数で効果はそれぞれ違ってきます。
3つ揃うと全ての効果がアストロダインで発動する為、一番望ましいのは全てのマークが異なる時です。
ただしカードはリドローによる引き直しでも、マークは同じで近接と遠隔が変わっただけと言う事もよく有ります。
もしも3つのマークが全て同じになった場合、出来る限り異なるマークを2つ以上揃うようにしてから使う方が良いでしょう。
また3つ全て揃うのを待つのは逆効果です。
特に高難易度などでリキャスト管理が求められる場合、3つ揃うのを待っているとバーストに合わせられずかえって火力の低下につながる恐れもありますので、通常のコンテンツでもせめてマークは2つ以上揃った時点で使います。
※シンボルマーク(アストロサイン)は戦闘中でないと付与されません。
戦闘中以外でカードを投げてもマークは付与されませんので気を付けましょう!
■カードを投げてあげるジョブ(優先度)
正直言えばこの手の優先度はPTメンバーがリキャスト管理がしっかりできているかで変わります。
きちんとバーストを考えてスキルが回せている人もいれば、ギミック回避で多少ずれてくる人もいます。
また私みたいにバースト管理がきっちりできない人もいます(すみません…)
まだ占星術師を始めて間もない方やバーストを意識して投げられない方は、PT欄のバフを見て判断するのも一つの手です。
色んなジョブに手を出している方なら分かると思いますが、それぞれのジョブには火力の高いスキルが必ず存在します。
特に近接DPSは火力の底上げの為のスキルが結構豊富にあります。
例えばモンクの「鳳凰の舞」や忍者の「氷晶乱流の術」等は圧倒的な強さを誇ります。
近接の中でリーパーは弱いと言われがちですが、リーパーの「レムールシュラウド」からのコンボは強いです。
バーストが分からないと言う時は、こうしたPTメンバーのバフを見てあげるのも一つの手ですね。
バースト時に強い近接ジョブはほぼ侍と忍者が圧倒的だと思います。
安定した火力ジョブですので、迷ったらこのどちらかと覚えておくと良いでしょう。
遠隔ジョブに関しては黒魔と召喚です。
黒魔はファイジャがメインと言ってもいいので、ファイジャを打っている間はほぼほぼバーストです。
召喚はバハムートが召喚されたらカードを投げてあげると、その後のアクモーンに効果が乗る為強いです。
バハムートとフェニックスは召喚の要ですので、召喚獣が見えた時点で投げてあげるとベストですね。
実は遠隔DPSの中で機工士もかなり強い部類と言えます。
機工士はドリルやエアアンカーが威力600、オートマトンの最大威力も680、ハイパーチャージからの連続攻撃も強い為、意外と忘れられていますがカードを投げる候補としては上位なのです。
カード候補として例外も上げておきます。
先ずタンクには基本的には投げないと覚えておきましょう。
ただしタンクの中にも例外はあり、暗黒騎士は「シャドウブリンガー」が最強です。
近接の中で侍や忍者がおらずタンクが暗黒の場合、ベテランの占星術師は他の近接を抑えてでも暗黒騎士にカードを配ります。
もちろん他の近接DPSでも問題なく配ってしまって大丈夫です。
また最近はナイトの威力が修正された事もあり、ナイトが「レクイエスカット」を使ったらカードを投げてあげましょう。
そこからのコンボは最強です。
慣れない内はバーストを意識した動きは結構難しいです。
占星術師は回復だけでなく、火力底上げの為のバフが豊富な為手数が多いジョブです。
PTメンバーのバーストを意識した動きは正直初めの内は出来なくても仕方ありません。
バースト時以外にカードを投げてしまっても火力の底上げにはなります。
あまりバーストを意識して気負いせず、先ずはカードを配って火力の底上げをしてあげることが重要です。
★マクロで便利にカードを投げる
カードは通常PT欄からカードを投げたいジョブを選択しクリック、そしてカードを投げるという手順です。
手間がある為ギミック処理中はカードを投げられないと言う事も少なくありません。
予めマクロを設定しておけば自身がギミック処理で移動している最中でも、カードを投げたい相手に速やかに配る事が出来ます。
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
/ac プレイ <1>
上記マクロを8つ用意します。
8つと言うのは通常の4人コンテンツだけでなく8人用のコンテンツにも対応させるためです。
4つのみで8人PT用に設定する事も可能ですが結構混乱する事もある為、あまりおススメは出来ません。
確実に間違いがないように投げるには8つ用意しておく方が無難です。
ただしマクロを8つ用意すると言う事は、HUD欄を8つ圧迫する事になります。
コントローラーでプレイしている方はHUDの圧迫に注意が必要です。
/ac プレイ <1>の数字の部分をそれぞれの数に書き換え8つ用意します。
<1>はPT欄の1番目に設定されているプレイヤーと言う意味です。
15行で書き記すのは、カードを配る時に誤作動が起きないようにするための措置です。
マクロを用意したら、PTの並び順も一緒に設定しておきましょう。
PTの並び順は【メインコマンド>パーティ>パーティメンバーにある「パーティの並び替え」】で指定した順に変更できます。
この設定をしておかないと、デフォルトの並び順にカードが配られてしまいます。
例として私のPT欄の並びとマクロの並びを置いておきます。
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マクロはPTの並び順になりますので、PTの並びがデフォルトのままでもPT構成により近接か遠隔かが分かればそのままでも構いません。
私は分かりやすい様に、PTの並び順を近接は上の方に持って行き、遠隔は下に方でまとめています。
また近接でも投げる上位を上の方と言う具合に、自分が投げやすくカスタマイズする事も大事です。
(PT構成により近接のみ、遠隔のみのDPS構成になる事もあるので、その場合は番号にならって投げるだけです)
占星術師は他のヒーラーとは違い、PTメンバーを支援するためのスキルが幾つかあります。
同じピュアヒーラーの白魔導士とは扱い方がかなり違ってくるため、高難易度では火力底上げの為のリキャスト管理が徹底して求められます。
しかし通常のコンテンツにおいてカードとバーストのタイミングがずれる事があっても、そこまで煩く言われる事は先ずありません。
スキル回しは大事かもしれませんが、スキルを腐らせる事なく使う事の方が重要です。
何度かテコ入れがありスキルは残っても効果が全く違ってしまったため、占星術師をやめてしまった方も居ます。
以前よりはだいぶ扱いやすくなったとは言え、どちらかと言えばピュアヒーラーよりもDPS寄りである事は否めません。
私もまだまだスキル回しの点においてはバーストは後回しになりがちです。
木人を叩きつつ、しっかりと使いこなしたいものですね。
占星術師のカードについては動画にも起こしていますので、併せてご覧戴ければ幸いです。