※漆黒ネタバレが含まれます、ご注意ください
サブのウリエンジェ、アム・アレーンまで終わりました。
ミンフィリアと呼ばれていたリーンが正式に名をもらい完全に分たれた訳ですが、何と言うかやはり毎度タロース動かす場面からここまでは2度目だろうと泣きますね!
大先生も何処かサンクレッドに遠慮してる部分もあるし(遠慮と言うか配慮)、リーンもリーンでクリスタリウムから出発する際は、自分の意思を消して本当のミンフィリアに身体を譲る覚悟をしていたんだろうなと。
だからリーンもリーンでサンクレッドに気を使ってたんだと思う。
大事な人の名が全然見知らぬ姿も違う子が名乗ってる、それも代々第一世界で100年の間受け継がれてきたのだから、きっと複雑だっただろうなぁ…。
リーンは物心ついた時からユールモアに保護(軟禁)されていて、ほぼランジート将軍の庇護のもと暮らしていたから、人としての最低限しか知らなそう。
生きると言う事さえ分かっていないような曖昧な存在でいたから、きっとサンクレッドが外に連れ出さなければ世界と言う物さえ分からなかったはず。
戦う事さえサンクレッドが教えなければ剣を握る事もなかっただろうし、ユールモア以外にも多くの人がいてそれぞれが一生懸命生きていることも恐らく知ることはなかったと思う。
バウスリーが実権握った時代ならば、何も知らず戦う事も知らずに生きて死んでゆく事もきっと悪い事ではなかったんじゃないかなと。
第一世界では罪食いによって人が殺され罪食い化されたりする中で、庇護下にあって安全なユールモアという場所に軟禁と言う形でも居られていたならば、命の保証はあった。
戦う事をしなくとも安全が確保された場所ならば、第一世界の終焉までは生きていられた。
リーンにとって何も持たず何も知らず外に出る事は、死を意味する。
だからこそランジートは安全な場所から危険な外と言う世界にリーンを連れ出したサンクレッドを許せなかっただろうし、バウスリーに盾突く無法者と言う事を抜きにしても父親目線で子を連れ戻したかった意図もあったんじゃないかと思う。
今まで何人もミンフィリアを見て育て、一緒に戦った時代もあっただけに、傷つき倒れゆく運命を背負った子供たちを、ランジートもまた救いたかったんでしょうね。
親の心子知らずの典型をこの場面で見る訳ですが、でも子の心親知らずもまたこの場面だよなあw
どうなんだろう、この時点でもリーンは自分の身体をミンフィリアに託すつもりでいたのかな。
自らの命全部をぶつけてサンクレッドやヒカセンに言葉を伝えたかったと言ってたけど、まだこの段階では自分よりも元のミンフィリアの方が役に立つ存在だと思ってたのかなあ…。
話は少し前後しますが、イル・メグに来る前からリーンとサンクレッドの間には少し距離があったけど、アム・アレーンに到着してもそれは変わらなかったよね。
お互いに言いたい事言えてないし、サンクレッドに関しては見ててもちょっとやきもきする場面が結構多かった。
リアルだと多分「男なのに肝心な時に何も言わないよね!」て愛想つかされるやつですw
何か言ったと思えばぶっきらぼうだし…。
ある意味リーンはサンクレッドと行動するようになって初めて戦い方を学んだわけで、ヒカセンや他の暁の面々とのブランクの差って簡単に埋められるわけじゃないんですよ。
今までミンフィリアと呼ばれていた子たちもまた戦うように出来てる訳じゃなく、戦うためのノウハウを身に着けて戦場に立ってたはずなので。
だからまだたった数年で同じ立ち位置に立てるはずもなく、その点においてもサンクレッドのフォローは無かったんでしょうね(戦闘中の危険には対処してはいただろうけど)
じゃなかったら本物のミンフィリアと代わろうとか思わないんじゃないかな。
いやまあ事が事だったから、自分では大罪食いの居場所さえ感知できない、ミンフィリアと呼ばれながらオリジナルにも程遠いとなると葛藤はあって当然。
だからこそそこをサンクレッドがフォローしなきゃいけない所なのに、当の本人もまたオリジナルとリーンの間でどちらを優先させるべきか、みたいな葛藤はあったんだろうと。
でも自分から世界を救うためにお前は消えてくれとは言えないし、それはオリジナルのミンフィリアからも苦言を呈されていたところ。
決めるのは本人だからと。
身近で二人が同じ事で悩んでるのをフォローしたのがやっぱり大先生らしい…。
ウリエンジェも昔は言葉少なめで、口開けば難しい言葉ばかりで直接的に相手が理解できる言葉はほぼなかった。
ヒカセンに対しても誰に対しても…。
大切だったムーンブリダに対しても、結局は同じように言葉を紡ぐくらいで。
そして迎えたあの死で、言葉の意味や伝えることの大切さをウリエンジェは痛いほど知ったからこそ、リーンに対してもサンクレッドに対しても後悔のない様にお互いの気持ちをきちんと言葉に乗せる必要性を訴えたかったはず。
第一世界の実情は誰よりも真っ先に闇の戦士と接触したウリエンジェが知っていた。
ミンフィリアを第一世界に送る事で、光の反乱を食い止め救う事が出来る。
でもそれはミンフィリアの力を解放すると言う事だから、彼女の死を意味する事も恐らくウリエンジェは知っていたと思う。
第一世界にミンフィリアと呼ばれる子たちが存在し、オリジナルの子たちと多少なりとも力を共有することは出来たとしてもそれは完全ではなく、だからリーンがアム・アレーンの大罪食いの居場所が地下深くにあって特定できるまでの力がない事は致し方ない事だったと思うんですよ。
今までのミンフィリアたちもそうだったはずだから。
リーンが完全に光の巫女として力を取り戻すとなれば、第一世界で残滓で存在したオリジナルのミンフィリアが完全に消滅する。
原初世界で一度失い、第一世界で二度失う。
そして力の移譲で完全に消滅するから、ウリエンジェの言う生きる理由・死す理由に繋がっていく。
サンクレッドにとってもオリジナルのミンフィリアを二度失う可能性がある訳だから、そりゃあ複雑だよね。
大先生に足りなかったものって本当コミュニケーション能力と言うか、言葉を伝える力だよ。
新生から進めて行けばこの人の言葉の紡ぎ方に変化が生じ始めてきたことは言うまでもないんだけど、それもユーザー側が意識しての事だからね。
正直どこら辺から「あれ?」て思い始めたのか…あまりに第一世界で変わりすぎたので、その分岐点が思い出せないw
気遣いとしてはあまり変わってないような部分もあるけれど、それとなくリーンやサンクレッドに伝える事を促してるんだよね。
アリゼーたちとの合流だけが目的じゃなかったと、私はそう勝手に思ってますが…。
敏腕占い師は人の心も敏感に察知(いや違うだろそれ)
優しく諭したりフォローしたりするところはお母さんだなあ✨
私メインでクリアした時に気づかずずーっと勘違いしたままだったんですが、サンクレッドはミンフィリアを恋人みたいな視点で見てると思ってたら違ったんですよねーw
ミンフィリアに対しては妹、リーンに対しては娘のような存在で見てたんだなと。
ユールモアから連れ出してから常に一緒だったし、生きる為に必要な事を教えてきたのはサンクレッド。
一方ランジートもまたミンフィリアが物心ついた頃からの父親的な立ち位置なのは言うまでもなく、生きる為に必要な事は一切何もなく…ただそこに存在するだけで「生」であると言う考えだったんだろうと思われる。
ごく一般的な考えからして、子が苦しむ姿を親は見たくないでしょ。
だからこそバウスリーの庇護のもとで自由は奪われるけれど、もう戦う必要もないし傷つく必要もない。
どうせ壊れてゆく世界なのだから、最期の時までミンフィリアと言う名の「娘」で居て欲しかったんでしょうね。
自分の意志を持って色んなものを見て感じて考えて生きて欲しいサンクレッドと、見なくても感じなくても考えなくても安全な場所で生きて欲しかったランジート。
どちらが正しくてどちらが間違っているかと問われれば、どちらも正しくてどちらも間違いでもある気がする。
リーンが選んだ道がサンクレッドの道なだけで、第一世界と言う場所で生きる事がどれ程大変なのかはこの時点でお察しだよね。
サンクレッドもそれが分かっているから、きちんとリーンがミンフィリアと向き合って自分で道を選んで欲しかったんだと思う。
大好き、有難うと伝えたいと言ってくれたリーンに、サンクレッドもランジートと向き合い決着をつけられたんじゃないかな。
この言葉が無ければ恐らくリーンはオリジナルのミンフィリアに身体を譲る覚悟でいたんじゃないかな…我がままならいくつだって受け止めてやると優しさにも触れたから、自分としてのやるべき事に前を向けたのではないか…。
ミンフィリアと一体となる事でやっと本当の意味での一人の人としての第一歩を踏んだ形だけど、歴代のミンフィリアたちはどんな想いで生きてきたんだろう。
転生し続けてきたと言っても、それがオリジナルのミンフィリアの意思によるものなのか、それとも光の意思によるものなのか…。
どちらにせよ全てのミンフィリアたちが楽な人生を送ってきたわけではないようなので、その点はオリジナルのミンフィリアが案じていたところだね。
でもねー、一体になった後もリーンは不安で仕方なかったんでしょうね。
サンクレッドの望む形とは違っていることは分かっているし、それでまた自分が彼を傷つけてしまうんじゃないかと。
自分の道を選ぶように言われても、簡単には割り切れないでしょうよ。
ここで見放されたらどうしようとか怒られるんじゃないかとか、普通ならそう思うよね。
二人で旅している中でミンフィリアの事もきっとウリエンジェから聞いてただろうから、サンクレッドにとっていかに大切な人かもわかってるはず。
んー、リーンの立ち位置微妙過ぎないか!
そんでもってここで「家族」って言っちゃう辺り、愛情じゃないか!!
お父さんが娘の帰還をちゃんと待っててくれて迎えてくれる…ティッシュ何枚消費させるんだよコノヤロウ!w
なんかいいですね、父親からちゃんと名付けて貰ってそれが宝になるって。
自分の名前さえ知らず(忘れ?)育ってきた子が、ちゃんと固有の名前で生きていく事になる…しかもこの先もずっとリーンと言う名で第一世界で生きて行くわけだから、これほど価値のある事はないでしょうよ。
妖精語で名付けた辺りはウリエンジェとの合作と言っていいんじゃない?
だって妖精語やら彼らの生態、対処法などを教えてきたのは誰でもないウリエンジェだしね♪
…やっぱり親子じゃん(迫真)
もうね、大号泣ですよ゚˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚˚
リーン、ちゃんと人間になれたね!(妖怪人間か!)
個人的にこの子が将来どう成長していくのか見てみたい。
まだ子供だった子が立派なレディになって再開したサンクレッドお父さんをびっくりさせるんだ。
あわよくば何かイイ人連れてきちゃって「私たち、結婚しようと思っているんです」て突然言い出されて、サンクレッドが咄嗟に「駄目だ!」て言い放つやつ。
そこから「どうして」だとか「駄目なものは駄目だ」みたいなやりとりになって、泣きだしたリーンに「娘を嫁がせたくないのはどの家庭の父親も同じなのです」とかちょっとドヤ顔気味ににこにこした大先生が、娘の頭ぽんぽんする母親像、見たくないですか!(妄想が過ぎる)
原初世界と第一世界の時間軸が違うから、あっという間にリーンは大人の女性に成長するんでしょ?
久方ぶりに会う娘が大きくなってたら、嫁に出したくなくなっちゃうでしょうよ。
世界救ったら第一世界にもまた行きたいなあ、行けるようにならないかなあ。
そんな訳でただいまアム・アレーンが終了し、コルシア島にまた戻ります。
ジョブがとうとうレベル80になったのがほぼヒラのみなので、これはそろそろ真面目に召喚のスキル回しも覚えて行かないとなと。
なんせバハムート辺りから全然スキル回しが分からないw
攻略サイトとか見つつスキルの配置も変えていかないとだめですね。
ティターニア戦とか、正直8人IDでヒラ出すのは私にはまだ早かった;
AoE避けるだけで精一杯で、占星なんぞカード投げる人間違えたりメインタンクが誰だか分かんなくて継続回復投げれてないし(お相手の同じ占星さんが優秀で助かった)
「ウリエンジェがいるー!」て言われた割には少しもお役に立ててませんね?状態だったの申し訳ない(NPCみたいに行かないのは生身の人間が後ろにいるからだよ!仕方ないね!)
一度ティターニア、タンクでも行ったな…あれは手が震えた…間違いなく頭真っ白だった。
ヒラも手が震えたんだけどさw
そんな訳でストーリーを深く読み進めながらメインちょこちょこやります(何度も言ってるな?)
ギャザラーもレベル上げなきゃなんだけどね…やる事多くてね…追いつかないね()
ちょっと余談ですが、どうやらサンクレッドはルベユール家のご当主様に似ているそうな…。
最終的に判断を委ねられたからこそアルフィノもアリゼーもエオルゼアに渡ってこられたんだね。
口出ししてくる、と言うのは煩くがみがみ言う事じゃなくて、アドバイスとかの事なのかな…。
一種の見解みたいなものなんだろうけど、そうか…やっぱりサンクレッドはお父さんだったんだなw
と言う事は、フルシュノパパもサンクレッドみたいに可愛い一面があったりするのだろうか。
案外気が合いそうなのでは?w