メインストーリーを2週目にして感じること+α(黄金編中途)

先ず私の私感が入る事を前提に書かせて戴くのですが、黄金編はシナリオライターがこれまで牽引してきた石川夏子さんと言うよりは、あくまでも今回はシナリオの監督役という立場になり今までとかなり内容が違うなと感じる点が多かったです。
案の定黄金のレガシーに関するシナリオの評価は何方かと言えば悪い評価が目立ち、完全に石川さんがストーリーを受け持つべきとの意見も上がっていました。
これを踏まえてサブキャラで2回目を進めてみた感想などを含めて書くのですが、ストーリーだけでなく2週目だからこそ感じるFF14のいいところや不便さなども踏まえて書かせていただこうと思います。
なので黄金のレガシーの話というよりは、全体的なゲームにおいての2週目ってどうなの?という感想になりますのでご了承ください。
あ、でも黄金編のストーリーの現在まで進めてみた感想もありますので、お読みになる方の感想と見比べていただけると嬉しいです。
・黄金編からスタートの冒険録を使うとどうなるか
・ジョブの冒険録は必要?
・サブストーリーについて
・2回目の黄金編をプレイしてみて感じること
【黄金編からスタートの冒険録を使うとどうなるか】
先ず今回2週目のプレイに際して新生編を通常プレイで終わらせ、蒼天編の途中(神聖裁判以降)からは黄金編からスタートする冒険録を使いじゃんぽしました。
何故蒼天の途中から使ったのかと言うと、これまで何度かサブキャラでもプレイして感じたことは、とある場面に進むのが怖いということ。
推しキャラのその後を知る者として、ある場面を何度も見るのは精神的に堪える…と言うのが大きな理由の一つです。
出来れば活躍する姿をずっと見ていたいがために、ある一定の場所から進まず進めず…そして放置、と言う状態が現在進行形であるのが実情です。
なので思い切ってじゃんぽしてしまった訳です。
そうなるとどうなるか…会えなくなるんですよ、ええ…彼に!!
誤算ではなく自ら会えなくしておくんです!その方が気持ち的にぐっと楽なんですよね。
結末を知っているからこそなのですが、会えなくなる方が悲しいという方もいるでしょう。
ただ私はあの場面を何度も見たくない方なのです。
なので黄金編からスタートの冒険録を買い使ったという次第です。
新生編最初から使っても同じことが言えるのですが、最新の黄金編までの冒険録を使うと色々なものが解放されます。
先ずメインストーリーは暁月編までクリア済み、宿屋でもそれまでのストーリーが加えられています。
更に言うと何故かメインジョブ(冒険録を使った際のジョブ?)の漆黒編ジョブクエが終わっている…。
私は戦士でしたが、漆黒編のジョブクエを受けようと訪ねた先でジョブクエが出ていない。
他ジョブクエのキャラは赤色表記でマークがついているのに…。
レベルはこの時点で優に受けられるレベルを超えていました。
なので冒険録を使うとメインストーリーは完全に暁月編までは終わっていて、何故か漆黒編のジョブクエも冒険録を使ったときにジョブのみ終わってるといった具合です。
【ジョブの冒険録は必要?】
これは賛否あると思いますが、ジョブの冒険録は使うとレベル90までのスキルが解放されるので、正直スキルを覚えながら使う方が良いような気がします。
スキル回しはスキルを理解して手になじませて初めてできるものだと思います。
私のように最初からレベルを上げて行ってもスキル回しができない人はできないですが(おい!)、基本的なコンボやアビリティなどについての挟み撃ちなどの勉強になります。
そうです、私は今回メインストーリーはじゃんぽしましたが、ジョブまではじゃんぽせず1から育ててきました。
そうなると何が起きるか、ストーリーは黄金編からなのにレベルが足りず黄金編からスタートできないのです。
ただし暁月編までのコンテンツは開いているので、レベリングを兼ねて開放していきながら育てられるメリットがあります。
コンテンツサポーターなどは解放されているのですぐに利用が可能です。
すぐに黄金編からスタートしたい方は使った方が良いでしょうけど、今はレベリングするのにそれほど苦労はしません。
それこそレベルレを開放さえしてしまえば、自身のレベルに応じて暁月編までのコンテンツから選ばれるだけなので。
ただしギミックの基礎は身につかないので、そこは要注意だと思います。
【サブストーリーについて】
これが一番曲者です。
サブストーリーは冒険録を使っても消化済みにはなりません。
各ストーリー編で解放されるアライアンスや一部の討滅戦、極以降のコンテンツなどは自力で解放する必要があります。
また事件屋クエストもストーリーやジョブの冒険録を使ってもクリア済みにはなりませんので、例え黄金編からスタートでメインジョブがレベル90でも開放は新生編からとなります。
暁月編で解放されるマンダヴィルウェポン(以降MW)は、この事件屋ストーリーを一定のストーリーまで進めないと解放されません。
最初からやると果てしない時間がかかるサブクエストも存在しています。
ギャザクラに関してもこちらは1から育てていかなくてはなりません。
ロウェナ商会を始め、各ストーリー編の商会は都度開放していくことになります。
めんどくさいと思う点もあると思いますが、実はストーリーをじゃんぽする事によりレベル90まではかなり優遇されている内容となっています。
と言いますのも、レベル90までの採集場所は風脈をとる必要がなく最初からフライングマウントができる状態です。
更に各商会が開きさえすればレベル90までのスクリップ上位が解放になりますので、スクリップさえあればレベル50・60・70・80・90の最上位装備を揃える事が出来るのです。
自身の装備制作やジョブクエストの納品、GCへの納品などで一々ギャザクラ装備を更新する手間がなく、ステータス値も高いためHQ品の製作がかなり楽になります。
私はレベル90までの装備品を全てスクリップで賄いました。
本来メインストーリーの進行度によりスクリップの装備品は各エリアにいる商会の窓口からでしか交換できません。
メインストーリーが紅蓮編でストップしていて、かつギャザクラレベルが90を超えている場合でもその先のスクリップ交換窓口へ行くにはストーリーを進ませる必要があるのです。
暁月編まで進んでいれば、ギャザクラレベルに応じて商会の窓口を開放する仕組みなので、メインジョブが低レベルでも開放出来てしまうのでかなり楽です。
サブストーリーの中には報酬品にミニオンや装備などがありますが、それらが欲しい場合は自力でやるしかありません。
メインストーリーに絡むミニオンはメインストーリーの冒険録さえ買っていれば、一定のストーリーまでの報酬品として最初から登録される仕組みです。
【2回目の黄金編をプレイしてみて感じること】
さてここからが黄金編に関する感想などになりますが、前にも何度かブログで書かせていただいたように、振り返ってみて再度気づくことが幾つもあります。
少々ネタバレも含んでいますので、まだ黄金編をプレイしていない方や途中の方は観覧をお控えになるか自己責任でお願いします。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓

ストーリーの内容は暁月編までの内容と変わり、冒険者の物語と言うよりも登場するウクラマトの物語になっている事もあって、物足りなさと言うか冒険してる感じが薄いと感じる方もいるのではないでしょうか?
完全にウクラマトの保護者的な立場になっていて、都度手を貸したりする役目に徹していると言うか…。
当初運営側はバカンスみたいな内容だと言っていたはずなんですが、バカンスとは程遠い。
何ならたまに兄妹の絆が見え隠れして、後半舞台が変わるタイミングでそれまでの内容とは違い命の重さに重点を置いた内容かなって感じです。
ただ終始相手を「知る」と言うことはブレてなくて、そのブレない「知る」と言うことに付け加えて「みんなの笑顔」と言うところもブレてない。
そう、このブレていない「みんなの笑顔」と言うところが私的にちょっとと思う点でもありました。
ストーリーは個人的にそんなに悪い話ではないのですが、バクージャジャの話なんか泣きながらストーリーを進めるくらいには悲しみもあって、今まで冒険者が通ってきた道の中でも悲しみの果ての幸せが何度もあった訳ですから、その点は評価したいところです。
いい話なのにウクラマトの目指す「みんなの笑顔」を守る王様象が主張しすぎて、まるで日曜日の特撮を見ている気分になります。
途中のインスタンスでも何度も何度も繰り返し出てくる言葉で、聞いているこちらはちょっとうんざりしつつ進める訳ですが、それでいてたまに確信づいたようなことも言うのでウクラマトと言うキャラクターが正直わからなくなる事も。
「お前らのことが好きになった」と言うセリフも何度か出てきますし、なんだか小さな子供を見ている錯覚さえ起こしてしまいます。
ウクラマトと言うキャラクターが悪いというよりも、シナリオに採用したウクラマトのセリフやキャラクター性がやや受け付けられない部分もありますね。
黄金の後半ストーリーもゾラージャと言う存在が軽視されている気もするし、深堀として追加された研究所におけるゾラージャ象も今一はっきりしない。
まだこちらは恐らく続きがあると思うのですが、ゾラージャの扱いをもう少し丁寧に描いてもよかった気がします。
コーナの出生からの流れも今一しっくりこないし…(ただ戦闘シーンのムービーはかっこよかったw)
運営側としてはどうしたかったのかなあ?と言う感じ。
つらつらと書き連ねてきましたが、2週目で感じた事の中にカフキワさんの事が要所要所で見受けられますね。
更には早い段階でアレクサンドリアの事が出てきたこと。
正確にはアレクサンドリアと言うより永久人の暮らす場所がヨカフイ族の夢に出ていたこと。

ストーリーを知らないからこそ見える景色と、知った後の景色ではこんなに違うのかと実感します。
セリフ一つでどこを指しているのか、誰の事なのかと察しが付くのはそれはそれで楽しい発見です。
振り返ることでしか見えない景色もありますし、だからこそ再度プレイする楽しさがあるのだと思います。
黄金のレガシーはこれから新パッチに向けて進んでいきますが、完全に宇宙観が強いのでなんだか別のゲームをプレイしている気にもなってきますw
新しいコンテンツも増えていくことが決まっていますが、せめて先へ進めるぐらいのギミックの難度だと有難いんですけどね…。
黄金に入ってからは本当にギミックの難易度が上がりました。
正直ノーマルでやるギミック処理ではないです。
作る方々は戦闘系のゲームが得意な方ばかりなのかなと…。
自分が「できる」難易度を他人の難易度にするべきではないんですよ。
それだとできる人とできない人が必ず出てきて、できない人が離れていく原因になるから。
高難易度はそのためのコンテンツのはずなのですが、それらの難度をNコンテンツに持ってこられるのは困ります。
もっと難しくしていいという方も一定数いることは知っていますが、そうなればライト勢はまずシナリオも追えず引退です。
ユーザー数はゲームの運営に大きく影響しますので、コンテンツを分けている以上考えてほしいと強く思います。