※この記事には暗黒騎士一連のジョブクエストの動画と内容が含まれています。
ネタバレには十分ご注意ください。
宿屋に置いてある各冒険を振り返れる冒険録、いい機能だなと思います。
見たいシーンをいつでも見られるなんて…実装してくれて有難うと感謝しかない。
そして自キャラには「冒険してくれてありがとう」とそんな感謝がありますw
色んなジョブクエストを見てきて一番心にあるのがナイトと暗黒、踊子です。
戦士はどちらかと言うと他人様の恋愛事情を垣間見てる感覚が後半あって、ジョブクエに関わらずそう言ったシーンが他でもあるのですが…その都度「自機、お疲れ様」と苦笑いしてしまいます。
暁月までのストーリーを終えてから再度見てみると、改めて自キャラがどれ程過酷で辛い旅をしてきたか、またそれに伴う心の内は如何程だったのかと言うのが暗黒騎士のジョブクエを通して垣間見る事が出来ます。
勿論最初の方のジョブクエストの内容だと、新生から蒼天までの内容が含まれているのでそこまでの旅路でもいかに自キャラ(以降ヒカセン)にとって辛く厳しい道のりだった事か…。
人に頼られる事の重さ、依頼の内容に程度こそあれど、人助けともなると自らの命さえ危険に晒す事になります。
蛮神討滅なんかがいい例でしょうね。
ヘタすればテンパードにされているかもしれないし、サンクレッドみたいにアシエンに身体を乗っ取られるかもしれない。
新生時代にヒカセンの光の加護が何処までの物なのか、最初の蛮神討滅時ではその詳細が明かされていないし、暁でさえ彼の本当の能力は分かっていなかったと思います。
だからこそ一冒険者にすぎず、ただミンフィリアと同じように異能を持っていると言う暁の報告だけで蛮神討滅に駆り出した仲間は、今思えば鬼だなと感じます。
もしも、もしもテンパードにされたら…。
彼らは全力で蛮神討滅に駆り出した仲間を殺すんでしょうね。
ハイデリンの加護を受けたと言っても人により程度はあった訳ですから。
ミンフィリアでさえハイデリンの声を聞くだけに過ぎなかった身としては、何故同じ異能を持つ仲間を過信して蛮神討滅に駆り出したのか…。
テンパードにされた人は元には戻らないから殺すしかない…。
その事実を知っても後の蛮神討滅に駆り出されたヒカセンの気持ちはどうだったんでしょうか。
自分がやらなければエオルゼアは大変な事になる、その一方で必ず勝てる確証はない。
自分は誰かを、エオルゼアを、世界を救うけれど、自分の事は誰が救ってくれるのか…。
心の痛みも弱さも苦しさも、全て自分の中で押し留めてこれからも生きていくのか。
心の闇と言う部分では光の戦士もまた、暗黒騎士やフレイと言う存在は必要不可欠だったのかも知れません。
そりゃあどんな人だって辛い記憶はありますよね。
ヒカセンだってここまでくるのに沢山の人の悲しみや死を見てきている訳ですから。
一切辛さを口にしない人だって、見た目は普通にしていても内心ではそうではないって事は誰にでもあります。
ヒカセンは特に「英雄」と持て囃され始めた頃から、第三者的には何でもやり遂げてしまう凄い人と言う感覚だと思います。
お願いされたら断らない、どんな危険な依頼でもそつなくこなしてしまう…。
そんなイメージを持たれたら言うに言えないんじゃないでしょうか?
恐怖と言う感情がない訳じゃないと思うし、自分よりもはるかに大きな存在を前にして怯まない冒険者はいないと思う。
余程の怖いもの知らずだって、追い込まれたら死を覚悟するだろうし恐怖に駆られる事もあるかも知れない。
英雄ともてはやされる彼だって、至って普通の冒険者なんです。
世界の多くの人は彼が英雄であると言う事は知らず、一冒険者と見ていると思います。
そんな一冒険者に苦行を強いれば、負の感情が生まれない訳がない。
彼の強さは負の感情も全てひっくるめて受け入れている事でしょうか。
思えば彼は地道に依頼を熟し、彼が英雄だと言う事を知らずに頼みごとをしてくる人の願いさえも自分の意志で受けている。
傷ついてもその先にあるのが誰かの未来であり幸せであるならば、自身の傷も受け入れていくし癒えて行くのかな…。
このシーンね、ジョブクエストを初めて受けた時にはごくごく普通に敵だった人をまた出してくるのか!てなったんですよ。
でも今思えばここにいる敵だった彼らにも守りたいものはあったし、一緒に居たい存在も居たんでしょう。
リットアティンやリウィアだってガイウスへ忠誠を誓っていたし、リウィアなんかはガイウスを愛していた分奪う存在を排除してきた。
敵わない夢や未来は、ヒカセンだけが悲しかったわけじゃない。
誰かの想いを背負って歩んで行く事って重たいし大変な事だけど、託された想いがあるからこそ強くなれる。
蒼天編でその想いはとても強く抱いたはずなんですよ。
大きな死を迎えたのはその頃だったはずなので…。
亡くなった人の想いだけでなく、周囲の想いさえも抱いて力に変える事は容易な事じゃない。
ヒカセンはその事を一番分かっていて理解している分、ヒカセンの負の部分であるフレイと言う存在もまたよく分かっていました。
フレイも何だかんだとヒカセンの表の存在を認めているんですよね…それも最初からw
だって彼が変わる事はない、この先も痛みを伴って歩んで行く事は分かっていたんですから。
彼のエーテルに呼応して宿ったフレイの身体で、彼の部分は少なからず理解できていたはず。
さて私が暗黒騎士になり、ある一定のレベルになったところでフレイと同じ装備に変えたのには理由があります。
勿論装備の見た目がかっこいいと言うのもありますが、フレイへの敬意をこめて同じ見た目にミラプリしました。
武器に関してはフレイが背負っているものはシドゥルグのものなので避けましたし、最初に捨て置かれた剣は決闘裁判で負けた時に使っていた物なのでそれも避けましたw
以来ずっと今に至るまでこのミラプリです。
暗黒騎士やってる内はフレイと一緒に旅していますからね、影身であろうがなかろうがこれからも一緒です。
まあ、皆さんがよく言うようにフレイのヒカセンに対する愛が強すぎていっそ怖いくらいですがwwww
ストーカーと言われるの分かる気がします(ごにょ)
中二っぽさがあると言われがちですが、他のタンクジョブクエにはないかっこよさがあるので、是非暗黒騎士を受注してやって欲しいです。
フレイに会いたくなったらまた宿屋へ駈け込もうと思いますw