グブラ幻想図書館で出てくるガレマール帝国の階級制度に関する著書ですが、ID中に各所に散らばった資料などに目を通せるようになっているものは基本的にほぼ野良PTでは見られなかったので、コンテンツサポーターが実装されてよかったなと感じました。
こうしたものは初見では先ずコンテンツ中にちょっとした資料などがある事さえ知らず、ルレ等で当たった人と一緒だと目を通す時間さえ与えてくれない事が多いですからね。
勝手にうろうろする訳にもいかず、中には立ち止まって待ってくれる優しいヒカセンもいますが、まあほぼさっさと行って置いてきぼり食らうのがオチです( ;∀;)
フレンドさんと一緒なら「ゆっくり見ていいよ!」て言ってくれますけど、コンサポ実装でようやく中身をゆっくり拝見出来るようになったので、是非見て欲しいなと思います。
暁月辺りになるとガレマルド行になるので、この階級制度については知っておいて損は無いと思います。
ガレマール帝国についてはWiki等にも詳細が書かれていますが、先ず歴代の皇帝を書き出してみます。
ガレマール帝国歴代皇帝
初代皇帝:ソル・ゾス・ガルヴァス
二代目皇帝:ヴァリス・ゾス・ガルヴァス |
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二代目皇帝の息子であるゼノスは皇帝ではなく、父親であるヴァリスが皇帝であった時にアラミゴで戦士している。
後に戦死していたと言う不確かな情報になってしまう訳ですが、ここはストーリーの関係で割愛させて頂きます。
元々初代皇帝のソル帝も一軍人でしたが、そこから魔道技術を導入し、見る見る昇級を果して行ったようです。
帝国として共和国から一つの都市国家を築き上げ独裁国家になったと言われています。
当時まだ年若かったようですが、帝国国家になって間もなく東州へ侵攻し属州化したと言う事なので、オサード大陸辺りはその時には既に帝国の属州となっていたと言う事になりますね。
そう考えるとかなり長い年月支配されていた事になりますが、アサヒやヨツユが生まれた時にはもう属州化されていた事になります。
階級制度に話を戻すと、結構この階級については各所ムービーシーンで「○○・○○・○○」みたいに出てくるNPCが多かったですね。
そこまで階級を気にしながらメインストーリーを進めていないのでどうでもいいかなと言えばどうでも良いかも知れませんがw
帝政転換が丁度初代ソルが皇帝になった時です。
30代くらいだったようですが、階級制度を作ったのも初代皇帝のソル帝です。
歴代の中で「ゾス」は皇帝を意味する階級なので、ガレマール帝国建国でゾスを名乗るのは二人だけでした。
こう考えるとガレマール帝国での帝国制下は二代だけなので短いと言えば短いですよね。
ちなみに「イェー」は皇帝の息子を意味しています。
この「イェー」も歴代で二人だけしか名乗っていません。
初代皇帝の息子であった二代目皇帝のヴァリスと、ヴァリスの息子のゼノスだけです。
(戦死した皇族も多いので、表立って名乗っていた名前のみ記しています)
軍人階級は新生エオルゼア編でも良く目にした階級があります。
「ヴァン」で一番分かりやすいのはガイウスでしょうね。
ガイウス・ヴァン・バエサルの「ヴァン」は軍人階級で言う所の軍団長です。
他に「ヴァン」と名乗っていたのはガイウスを除けば二人だけです。
その内のネールは古代アラグの知識を一族で継承していた事から、帝国ではガイウスよりもネールを重用していたようです。
もう一人「ヴァン」を名乗っていたレグラは、アジス・ラーのコンテンツで対峙する事になりますが、どうやら昔は「木っ端みじんさん」と呼ばれていたらしいですねw
台詞からそう呼ばれていたんだと思いますが、彼の台詞はいつも棒読みだなぁと感じていたのは私だけでしょうか…?
ガイウスの腹心の部下のリウィアは最上級士官分遣隊長を務め「サス」が階級です。
「サス」は帝国属州のドマ国出身であるアサヒも同じ階級を持っています。
リウィアと同じ階級ですが、分遣隊長ではなく陣営隊長。
同じく属州出身であるリットアティンもアサヒと同じく陣営隊長であり「サス」の階級持ちです。
属州出身の軍人で言えば、紅蓮編で登場するフォルドラも階級を所持しています。
ただし彼女もアラミゴの非市民でしかなかった為、階級を貰うにはかなりの覚悟と厳しく辛い帝国への貢献があったと思われます。
ちなみにネロ君は最上級士官幕僚長の階級「トル」となっています。
属州化されるとそこに生きる人たちは市民権が無くなり「アン」となります。
一定の帝国への貢献があって初めて市民権を得る訳ですが、市民権を得てもそこにもまた階級が存在するため、フォルドラに関しては上級士官である「レム」が付与されている為、相当大変だったと思います。
さて、紅蓮編になると登場するNPCでマキシマと名乗る帝国人がいますが、彼は中級士官で百人隊長「クォ」が階級で与えられています。
と言う事はですよ、フォルドラの方が階級が上なんですねw
筆頭機工師「ナン」はおなじみのシド・ナン・ガーロンドの事です。
父親のミドも筆頭機工師であり「ナン」を階級にもっています。
公職にも階級が付けられており、実は蒼天編で出てくるNPCルキアさんもガレマール帝国人であり、帝国に居た頃の階級は「ゴー」でした。
「ゴー」は政務職の事で、ルキアは監察官…それも思想調査担当と言う事なので、彼女が言っていたようにイシュガルドへ来た理由がスパイと言うのもちょっと納得しました。
ちなみにアサヒの義理の姉であるヨツユは属州の総督。
ゼノスの代わりに東州、主にドマの代理総督を務めていました。
ヨツユもまた階級が「ゴー」です。
番外にはなりますが、一般市民で市民権を持っているNPCでは紅蓮編のアライアンス「リターントゥイヴァリース」で登場するレクセンテール家の人たちは父親が「セン」、子供たちは「バス」となっています。
階級制度についてのアルファベット表記がa~zになっており、一番階級が下なのは「a」で、最高位が「z」。
個人的には最初に来る「a」が最高位であっても良かった気がしますが…。
ここまでつらつら書き連ねてきましたが、今現在までに最も目にするNPCをあげて表にするとこうなります。
階級はそれぞれ上から下へと下がります。
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リットアティンとグリーンワートは同じルガディンであり属州出身の軍人ですが、リットアティンの名乗る「アルヴィナ」は帝国で言う同郷出身の呼び名だと言う事です。
なので「アルヴィナ」と名乗る者は同郷の「ルガディン」族だと言う事が分かるようです。
同じ姓だから親兄弟と言う事ではないんですね。
階級制度だと生き難さが滲み出ています。
仮にガレマール帝国がエオルゼア大陸に攻め入って勝ち取った場合、エオルゼア大陸の人たちはガレマール帝国の属州と言う事になり、その多くが市民権を持たない非市民であり奴隷になっていた事になります。
階級に縛られず自由に生きるエオルゼアの人たちからすれば、「人の世は人によって支配されてこそ、初めて存在価値がある」と言う言葉は理解しがたいでしょう。
「強者が弱者を導く先にこそ未来がある」、新生編でガイウスが語る言葉は支配国家に生きる人の言葉かなと改めて思いました。
階級制度は漆黒編で出てくる妖精たちが用いる名前の意味とはまた少し違いますし、ガレマール帝国の階級そのものがその人の価値なのではないでしょうか。